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「いしがきかりー」の発売を開始しました

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「いしがきかりー」の発売を開始いたしました。店頭での販売は決まり次第、HPでお伝えしていきますので楽しみにお待ち下さい。なお、「いしがきかりー」発売に寄せてのメッセージを綴ってみました。ご一読いただければ幸いです。

謹啓

時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

株式会社はるこま屋では、今年2月に沖縄県石垣市に「石垣営業所」を開設し、石垣の素材を利用した商品の開発を進めて参りましたが、このたび、その第一弾「いしがきかりー」を発売する運びとなりました。

「いしがきかりー」は、石垣島産の黒毛和牛をたっぷり使用し、素材の野菜や果物をじっくり炒め、煮詰め、ていねいに作り上げた、手作りのレトルトカレーです。もちろん、一切の合成添加物は使用しておりません。

「なぜ、はるこま屋でカレーなのか」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。話しは20年前に遡ります。1985年のことです。当時、フリーで雑誌の編集に携わっていた私は、まだ駆け出しではありましたが、石垣島の新空港建設を扱う記事に関わらせていただきました。世界有数の「白保」地区の珊瑚の海を埋め立ててそこに新しい空港を建設する、という計画でした。その計画に批判する立場で、私はその記事に携わりました。当時、まだ石垣に足を運んだことはありませんでしたが、その頃から、「石垣」「白保」は私にとって、特別な土地になっていきました。と同時に、公共事業に頼らない、しかも環境保全型の地域経済の確立、というテーマも、おぼろげながらアタマに浮かんでいました。

私の生家は栃木の片田舎で細々と味噌の醸造元と燃料店を営んでおりました。味噌は古来の製法(機械がなかった!)、国産大豆、天然醸造、無添加でしたので、経済効率も悪く、いつ廃業になってもおかしくない状態でした。

「サオトメ、味噌作りなさいよ」・・・私の背中を押してくれたのは、尊敬する先輩編集長でした。「こんなにおいしい味噌、あんたが作らなきゃ、なくなっちゃうんでしょ?」・・・1991年10月、私は地元に戻り、家業である味噌の醸造業を継ぎました。

まだ専売法のご時世で、塩を自由に製造・販売することは許されていなかった時代です。しかし、できるだけ自然に近い塩を使いたいと、天日塩ににがりを加えた「自然塩」を使用し、味噌を作り続けてきました。やがてその専売法が廃止になり、全国各地で塩が作られ始めました。ある食品トレードショーに訪れたときのことです。何十種類もの塩が並ぶ中で、私の舌をとらえたのが「石垣の塩」でした。石垣でも塩を作り始めた・・・。長年、心の片隅にしまいこんでいた想いが、堰を切ったように、私を石垣島へと誘いました。

どこまでも碧い海、白い砂浜、そして、青い空。あんなに美しい海を埋め立てて空港を作ろうとした人間の悲しい性に、悔しさを覚えました。同時に、山があり、川が流れ、田を耕し、牛を飼い、海に挑む、人々の営みと風土。そこは、人間が生きていく上で、必要なものは全て揃っている島だということにも気づかされました。可能性に満ち満ちた島に見えたのです。

それからというもの、何度も石垣に足を運び、地元の方々と話し合いを重ねてきました。島にあるポテンシャルを生かして、何が作れるだろうか・・・。議論を重ね、試作を繰り返し、やっと完成した作品第一号が「いしがきかりー」です。

もちろん、多くの方々のご協力があって完成できたことは言うまでもありません。何より、「島の素材を使って、こんなにも高品質のものを作ってくれた」と、地元の協力者の方々がとても喜んで下さったのが、とても嬉しいです。

「いしがきかりー」は、私から石垣島への、味で綴ったラブレターなのかも知れません。

ですので、「いしがきかりー」をぜひともご賞味いただき、ご意見・ご感想などいただければ幸いです。そして、気に入っていただけたら、ぜひ応援して下さい。よろしくお願い致します。

また、「いしがきかりー」についてのお問い合わせは下記までお願い致します。

最後になりましたが、皆様の益々のご健勝をお祈りしております。

謹白

2006年7月吉日


株式会社はるこま屋
五月女 清以智
栃木県那須郡那珂川町馬頭515
電話 0287?92?3017
FAX 0287?92?3041
Mail info@harukomaya.com
URL http://harukomaya.com

Posted by saotome at 00:10 | コメント (4) | トラックバック

秋の一日

味噌蔵日記、なんと1年以上もさぼってしまいました。この秋、友人の手助けのおかげで、HPのデザインを更新しました。まだ自分ではまだわかっていないところが多いのですが、だんだんに覚えていきたいと思っています。

このところ、あわただしい毎日を送っていました。しかし、そのひとつひとつがとても有意義で、いずれ詳しくお伝えできれば、と思っています。

ブログに友人が書き込みをしてくれ、現在、それを公開しています。ああ、ブログっていうのは、こういうこともできるんだ、とヘンに感心したりしています。町名の変更については、なんとも寂しいものです。「春駒味噌って、どういう由来でつけたのですか?」「馬頭町って、どういう謂れがあるのですか?」と、よく聞かれたものでした。そう、馬、ですね。かつては家族と同様に、扱われていた、愛すべき動物、馬、にまつわる名前なんです。水戸光圀公にちなむこの町の名の起こりを、そして、味噌の名の起こりを、嬉々としてよく話したものです。それは、少なからず印象に残ってもらえる名前でした。それだけに、愛着もありました。

新しい町の名前に、これから愛着がもてるのか、それはわかりません。それは、これから、この町がどんな方向に向かって進もうとするのか、に由るような気がします。

町の名を、何度も書き間違える自分がいます。長年染み付いた習性は一朝一夕ではぬぐえないようです。

Posted by saotome at 15:02 | コメント (0) | トラックバック



株式会社はるこま屋
〒324-0613 栃木県那須郡那珂川町馬頭515

【TEL】0287-92-3017
【FAX】0287-92-3041

e-mail: info@harukomaya.com