自然の力が生きている天然醸造味噌
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店長日記
奇跡のカレー
2011年03月18日
先ほど、「いしがきかりー」の製造を委託している岩手県宮古市の会社社長である小幡勉さんから電話が入りました。スタッフの皆さんは全員無事であるとの情報は存じあげていたのですが、カレーの工場・店舗も奇跡的に無事だそうで、近い将来、製造を再開できそうだという報告を受けました。まだ電波が悪く、通話も途切れ途切れで、途中で切れてしまいましたが、内容は間違っていないと思います。

震災発生と同時に届いた「いしがきかりー」。震災と同時に宮古を発ち、今もどこかではるこま屋をめざしてくれているはずの「いしがきかりー」。あなたを生んで良かったよ。家内も私も「必ず無事でいる」「必ず届く」と信じていました。

数年前、小幡さん、青森の木村秋則さん(「奇跡のりんご」でその後有名になった青森のりんご農家)など数名で酒を飲んだことがありました。「歯無し」の話やバイクの話題で盛りあがっていたのですが、おふたりの底抜けに明るいキャラクターに、なんだかとても安心感を覚えたものです。木村さんに便乗するわけではないのですが、小幡さんの作るカレーは「奇跡のカレー」なのかも知れません。

心配して下さったり、激励して下さった皆さまに改めて御礼申し上げます。被災地を思うと喜んではいられませんし、詳しいことはまだまだこれから詰めていかなければなりませんが、「いしがきかりー」はこれからもお届けすることができそうです。

オバタさん。ありがとうございます。感謝は尽きません。がんばりましょう。いまから。ここから。