自然の力が生きている天然醸造味噌
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2015年4月
店長日記:2
2015年04月16日
「山ぶどうかごと奥会津の手仕事展」は4月12日(日)をもって無事終了致しました。会期中はたくさんのお客さんにご来店いただき、心から感謝しております。特に最後の三日間は、開店前からお客さんにおいでいただくという、かつて経験のない、夢のような光景でした。お話しした方の中には、九州からおいでになったお客さんもいらっしゃいました。慣れない中、不手際も多々あったかと思いますが、私自身、最後には声が枯れるほど多くの皆さまとお話しができたことは、これからの大きな励みになりました。

JOZOCAFE ギャルリ雪月花としては初めての本格的な企画展でした。今回の開催には長年おつきあいしてきた昭和村、三島町を中心とする作り手(工人=クラフトマン)の方々の協力なくてはありえませんでした。また、地元新聞各紙に掲載されてからの反響はこちらの想像をはるかに超えるものでした。ご協力ありがとうございました。準備が悪く、ご迷惑をおかけしてしまいましたが関係各位には心から感謝しております。

なお、山ぶどうかごや奥会津の手仕事作品は常設でも展示販売しております。ぜひまたご来店下さい。

私どもにとりましても「雪に閉ざされた過疎の村だからこそ成り立つ手仕事を核にした自主経済の確立」という壮大なテーマへの大きな一歩です。これからもいろんなかたちで良質なものを提案、提供していきたいと考えております。どうぞ今後ともよろしくお願い致します。
2015年04月01日
4月1日より、珈琲豆の価格、及びJOZOCAFEのお食事の価格を一部見直すことに致しました。諸経費高騰の折、事情ご賢察の上、ご理解を賜りますよう、お願い致します。

また、4月4日(土)からJ12日(日)まで、OZOCAFE内「ギャルリ雪月花」におきまして、「山ぶどうかごと奥会津の手仕事展」を開催致します。2011年11月にオープン以来、初めての本格的な企画展になります。山ぶどうかごバッグをはじめ、ヒロロ、またたび、からむしなど、奥会津で製作された編み組作品が中心です。

山ぶどう百年―そう呼ばれるほど堅牢でありながらも使い込むほどに美しく艶やかに育つ、山ぶどう細工。最良の素材は雪深い山中にあってこそ生まれてきます。

原料となる山ぶどうの蔓が採取できるのは、一年の中でもほんの一週間ほどの間。梅雨の時期、水分をたっぷり含んだタイミングで、そのおすそ分けをいただきます。

雪に閉ざされた地域で、工人たちが、エレガントで機能的なバッグに編み上げました。それはまるで、自然とともに暮らし、生きていることの証のよう。

この手仕事の美しさを、この先の百年へ・・・。